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NAO

Author:NAO
ジャーマンシェパード ランディ
 2003/09/13生♂ 享年3歳
ジャーマンシェパード ヴィヴィアン
 2005/12/18生♀

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病理結果

退院後、1週間ほどたって高度医療センターから病理結果の連絡がありました。

結果は、やはりメラノーマでした。
そして、一番心配していた手術によりすべての腫瘍が取りきれたかどうか!
これについては、私の望んだ回答は得られませんでした。
摘出した眼球の一番外側が腫瘍に侵されていなければ、すべて取り除けたということになるのですが、ヴィヴィの場合、強膜にもかなりの浸潤がみられたということでした。
要するに、今後、再発の可能性があるということです。

9月24日
赴任先から一時帰省していた旦那とともに、今後のことをかかりつけ医に相談にいきました。
ガンの種類によっては、抗がん剤などの化学療法が非常に効果があるものと、そうでないものがありますが、メラノーマの場合、ほとんど効果に期待が持てないそうです。
放射線治療についても同様で、正直、打つ手がない。
残念だけど、これが現実。
きちんと受け止めるしかありません。


初めてヴィヴィと出会った時のことを思い出し、私も覚悟を決めました。

(ヴィヴィとの出会い~NAOの子になるまでは、カテゴリーのヴィヴィアンを見てね)
初めてであった時、遠く離れた場所からヴィヴィの後ろ姿に向かって、「いい人とめぐり合えますように」そう心の中でつぶやいた瞬間に、ヴィヴィがムクッと起きて振り返り私を見た。
すぐにその場を立ち去った私だったけど、それから1週間。振り返って私を見たヴィヴィの顔が忘れられなかった。今でも、はっきりその時の顔を覚えてます。
ずいぶん経ってから、友人にAC(アニマルコミュニケーション)をしてもらいました。
ヴィヴィは、初めて私と目が合った瞬間に、「この人のうちの子になろう!」そう決めたんだそうです。
そして、辛くさびしい想いをしながらも、5ケ月後、本当に私の子になった。
ヴィヴィは私を選び、自らの力で私のもとへやってきた。

メラノーマの再発があってもなくても、いつか訪れる旅立ちの瞬間に、ヴィヴィが、やっぱりこの人を選んで良かった!NAOの子になれて良かった!そう思ってもらえるように、これからの日々を過ごしていこう。
特別なことはしてあげられないけれど、海で一緒に追いかけっこして笑ったり、私のご飯をちょっとだけおすそわけして、おいしいね~と一緒に食べたり、ブラッシングしながら気持ち良くなって一緒に寝ちゃったり・・・
そんなありふれた毎日を笑顔で過ごしていこう。
再発を恐れて悲観的になって、つまらない時間を過ごしてしまったら、きっと後悔すると思う。
ヴィヴィはきっと「今」を生きている。
「今」、ヴィヴィは元気なんだから、私もヴィヴィと「今」を楽しんで生きていこう。
それが、きっとヴィヴィが望むことなんだと思う。

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お帰りヴィヴィアン

術後の経過も順調ということで、予定通り2日にヴィヴィアンは退院。
お迎えに行った時のヴィヴィの喜びようったら・・・
ピーピーと鼻声をもらしながら、飛びつきまくり!
壁にかかっていたカレンダーを落とし、グシャグシャにしてしまいました。(汗)
入院中は、ペインコントロールがうまくいっているようで目を気にしたりすることもなかったし、点滴を抜こうとすることもなく、おとなしく過ごせていたようです。
抗生剤・消炎鎮痛剤・胃薬をもらい、あとは14日の抜糸まで傷口を清潔に保つようにとのことでした。

帰りのヴィヴィアンはとにかく必死!
会計がまだだというのに、私の隙をついては自動ドアに突進!
外へ出てからも、車のドアがあいてないのに、乗り込もうと突進!
点滴してたからオシッコも出たいだろうと、途中で寄ったSAでも、駐車場に戻ろうと突進!
ヴィヴィの「全開!おうちへ帰るぞパワー」に、私は汗だく、リードを持つ手にマメまでできました。
家に着くと、疲れと安心から、ぐっすり眠ってしまいました。
やっぱり、おうちが一番なんだね~。

翌日からは、いつも通りお散歩にも行き、いつも通りご飯をモリモリ食べて、元気いっぱい。
術後の痛みはもちろんあるんでしょうが、見ている限りではほとんど気にする素振りもありません。
むしろ、術後の傷よりもネッカーをつけていることの方に不自由を感じているよう。
ただ、細かいことは気にしない性格のヴィヴィですから、
壁に引っかかろうがソファに引っかかろうが扇風機をなぎ倒そうが、力強く前進あるのみ!
おかげで、ネコズが怖がっています。

私としては、目を失ったことで視野が狭くなり、もう少し精神的な戸惑いなどがあるんじゃないか?と心配していたのですが・・・
心配しすぎだったようですね。
犬たちは、強いです。
失ったことではなく、前だけを見ています。
きっと、犬たちにとっては、自分を変わらず愛してくれる家族がいてくれさえすれば、人が思うほど肉体的なハンデなど大したことではないのかもしれない。
そう思わすほど、犬たちが家族を思う気持ちは強いんだな。
私も、そのまっすぐな心に応えられるよう、ヴィヴィと一緒に前を向いて進んでいこう!


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