すっかり放置のこのブログ。
ほとんど閲覧者はいないが、こんな私とヴィヴィアンを気にかけてくれている方もいらっしゃるので、たまには更新!
去年の夏、メラノーマを患い片目を失ったヴィヴィアンですが、
元気です!今月2日の定期検査のレントゲンでも異常なしでした。
ただ、今回の病院では、検査室への入室を嫌がったヴィヴィ。
先生のことも、会うとスピーッと鼻なきするほど大好きだし、いつもなら「何々?そっちのお部屋は何があるの?」と腰の悪い先生を引きずって入室していくほどなのに、珍しいこともあるものです。
レントゲンはおとなしく撮らせたようでしたが、終わったあとは、でかい体で思いっきり私のもとへ飛び込んできて、クルクル回って甘えまくり・・・
どうやらヴィヴィアン、病院に置いていかれると思ったようです。
きっと、久しぶりの病院だったので、去年の入院中のことでも思い出したのかもしれません。
フッ、かわいいヤツめ・・・
ただ、薄々気づいてはいたけれど、体重41kg超。やっぱり増えてました(汗)
ただいま、マイナス2kgを目標にダイエット中。
ダイエット中のヴィヴィですが、おいしいお仕事には協力します。
キッチンスタジオの新商品のパスタの試食。
麺などフニャっとした食感のものは、あまりお好きではないヴィヴィさんですが、
あっというまに完食でした。

ヴィヴィさん、姐さんぶってネコズの面倒もみています。
ジュンジュンとくつろぐヴィヴィさん。
隣部屋で、仲の悪いマッコとハットリの不穏な気配を察知。
このあと、仲裁のため出動していきました。
スポンサーサイト
手術後、1ケ月半が経過。
定期検査のため病院へ行ってきました。
毎日、頬から首、あごの下をまんべんなく触って、リンパの腫れはないかをチェックして、特に異常は感じてないから、たぶんきっと大丈夫!
そう思っていても、やはり病院へ行くときはドキドキと変な緊張感がありました。
先生のリンパチェックでも問題なし。
いよいよレントゲン。
結果ももちろん気にはなるけど、ちゃんとおとなしく撮れるだろうか?それも心配だった。
きちんと撮れなければ、異常を見落としかねないから・・・
先生にリードを渡し、「お願いします」「では、お預かりし・・・・・ウォ~~~~」
先生、ヴィヴィに引きずられながら、私の視界から隣の部屋へとあっというまに消えていきました。
実は、ヴィヴィ、以前から診察室の奥の検査室へ繋がるドアの向こうが気になって気になって仕方なかったんです。
いつも、スキをついては、そのドアを鼻でこじ開けて覗こうとしていたのを私に阻止されていたんですね。
いままで入りたくても入れなかった部屋に入れるとあって、わくわく探検気分だったのでしょう。
なぜか、ヴィヴィアン、この病院では、リラックスしまくりなんです。先生にもすり寄って挨拶して顔までペロペロしちゃうほどなついているし・・・。
以前お世話になっていた病院では、入口で踏ん張って拒否。先生が診察室から出てこようものなら、大急ぎで椅子の下に隠れて出てこなかったのに。
あんまり、ヴィヴィが張りきって検査室へ入っていたので、こりゃ、先生たち手こずらせちゃうかな?と心配していたら、あっという間に呼ばれた。
あんまり早くに呼ばれたので、沈静かけないと無理って言われると思ったら、上手に撮れましたよ!だって。
結果も、きれいな画像で異常なし!
思わず、「よしっ!」ってガッツポーズが出ちゃいました(^^)
そして、私と同じ気持ちで先生も喜んでくれました。
ヴィヴィもいっぱい誉められて、この日も先生からビスケットをいっぱいもらったヴィヴィでした。
病院からの帰り、お店に寄りました。
手術後、お店に行くのは初めて。
ヴィヴィがメラノーマだとわかってからは、スタッフのみんなもとても心配してくれてました。
片目のことも、よく見ないとわからないくらい目立たないねって言ってもらえたし、何より嬉しかったのは、病気の前の元気なヴィヴィと何も変わってないね!元気になってよかったね!って、ヴィヴィと接してくれたことです。
今日の検査結果に異常がなかったからといって、安心することはできないし、今後も定期検査は必要だし、そのたびに、今日のようにドキドキしたりするんだろうけど、きっと大丈夫!
先生も言ってたけど、出来ることはすべて最速でやったし、ヴィヴィだってすごく頑張った!だから、あとは信じていれば大丈夫!
退院後、1週間ほどたって高度医療センターから病理結果の連絡がありました。
結果は、やはりメラノーマでした。
そして、一番心配していた手術によりすべての腫瘍が取りきれたかどうか!
これについては、私の望んだ回答は得られませんでした。
摘出した眼球の一番外側が腫瘍に侵されていなければ、すべて取り除けたということになるのですが、ヴィヴィの場合、強膜にもかなりの浸潤がみられたということでした。
要するに、今後、再発の可能性があるということです。
9月24日赴任先から一時帰省していた旦那とともに、今後のことをかかりつけ医に相談にいきました。
ガンの種類によっては、抗がん剤などの化学療法が非常に効果があるものと、そうでないものがありますが、メラノーマの場合、ほとんど効果に期待が持てないそうです。
放射線治療についても同様で、正直、打つ手がない。
残念だけど、これが現実。
きちんと受け止めるしかありません。
初めてヴィヴィと出会った時のことを思い出し、私も覚悟を決めました。
(ヴィヴィとの出会い~NAOの子になるまでは、カテゴリーのヴィヴィアンを見てね)初めてであった時、遠く離れた場所からヴィヴィの後ろ姿に向かって、「いい人とめぐり合えますように」そう心の中でつぶやいた瞬間に、ヴィヴィがムクッと起きて振り返り私を見た。
すぐにその場を立ち去った私だったけど、それから1週間。振り返って私を見たヴィヴィの顔が忘れられなかった。今でも、はっきりその時の顔を覚えてます。
ずいぶん経ってから、友人にAC(アニマルコミュニケーション)をしてもらいました。
ヴィヴィは、初めて私と目が合った瞬間に、「この人のうちの子になろう!」そう決めたんだそうです。
そして、辛くさびしい想いをしながらも、5ケ月後、本当に私の子になった。
ヴィヴィは私を選び、自らの力で私のもとへやってきた。
メラノーマの再発があってもなくても、いつか訪れる旅立ちの瞬間に、ヴィヴィが、やっぱりこの人を選んで良かった!NAOの子になれて良かった!そう思ってもらえるように、これからの日々を過ごしていこう。
特別なことはしてあげられないけれど、海で一緒に追いかけっこして笑ったり、私のご飯をちょっとだけおすそわけして、おいしいね~と一緒に食べたり、ブラッシングしながら気持ち良くなって一緒に寝ちゃったり・・・
そんなありふれた毎日を笑顔で過ごしていこう。
再発を恐れて悲観的になって、つまらない時間を過ごしてしまったら、きっと後悔すると思う。
ヴィヴィはきっと「今」を生きている。
「今」、ヴィヴィは元気なんだから、私もヴィヴィと「今」を楽しんで生きていこう。
それが、きっとヴィヴィが望むことなんだと思う。
術後の経過も順調ということで、予定通り2日にヴィヴィアンは退院。
お迎えに行った時のヴィヴィの喜びようったら・・・
ピーピーと鼻声をもらしながら、飛びつきまくり!
壁にかかっていたカレンダーを落とし、グシャグシャにしてしまいました。(汗)
入院中は、ペインコントロールがうまくいっているようで目を気にしたりすることもなかったし、点滴を抜こうとすることもなく、おとなしく過ごせていたようです。
抗生剤・消炎鎮痛剤・胃薬をもらい、あとは14日の抜糸まで傷口を清潔に保つようにとのことでした。
帰りのヴィヴィアンはとにかく必死!
会計がまだだというのに、私の隙をついては自動ドアに突進!
外へ出てからも、車のドアがあいてないのに、乗り込もうと突進!
点滴してたからオシッコも出たいだろうと、途中で寄ったSAでも、駐車場に戻ろうと突進!
ヴィヴィの「全開!おうちへ帰るぞパワー」に、私は汗だく、リードを持つ手にマメまでできました。
家に着くと、疲れと安心から、ぐっすり眠ってしまいました。
やっぱり、おうちが一番なんだね~。
翌日からは、いつも通りお散歩にも行き、いつも通りご飯をモリモリ食べて、元気いっぱい。
術後の痛みはもちろんあるんでしょうが、見ている限りではほとんど気にする素振りもありません。
むしろ、術後の傷よりもネッカーをつけていることの方に不自由を感じているよう。
ただ、細かいことは気にしない性格のヴィヴィですから、
壁に引っかかろうがソファに引っかかろうが扇風機をなぎ倒そうが、力強く前進あるのみ!
おかげで、ネコズが怖がっています。
私としては、目を失ったことで視野が狭くなり、もう少し精神的な戸惑いなどがあるんじゃないか?と心配していたのですが・・・
心配しすぎだったようですね。
犬たちは、強いです。
失ったことではなく、前だけを見ています。
きっと、犬たちにとっては、自分を変わらず愛してくれる家族がいてくれさえすれば、人が思うほど肉体的なハンデなど大したことではないのかもしれない。
そう思わすほど、犬たちが家族を思う気持ちは強いんだな。
私も、そのまっすぐな心に応えられるよう、ヴィヴィと一緒に前を向いて進んでいこう!
ヴィヴィの手術、予定では16時からということだったが、その前に1件手術があるということで、時間は少しずれこむかも・・・と聞いていた。
2時間ほどの手術なので、20時ころには連絡があると考えていたが、なかなか電話がかかってこない。
まさか、何かあったのでは・・・
不安が大きくなり始めたころ、ようやく電話がなった。
ヴィヴィの手術は無事終わり、麻酔からの覚醒も問題なく、今はスヤスヤ眠っていますとのこと。
今回の手術、肉眼で見る限りでは、眼球まわりの他の組織への浸潤は見られないということで、通常の眼球摘出術になったということでした。
ただ、強膜の表面にまで腫瘍が達していたため、肉眼で確認できない細胞レベルでの浸潤があったかどうかは、病理の結果を待たないとわからないということです。
病理の結果がでるまで1週間から10日。
確定診断までは、手放しで喜ぶことはできないけれど、とりあえず、無事手術が終わったということで安心できました。
術後の経過に問題がなければ、2日の13時30分、ヴィヴィをお迎えに行きます。
ヴィヴィアン、本当によく頑張ってくれました。